チャレンジ

バイエルン・ミュンヘンに移籍した宇佐美選手のチャレンジが始まっている。

プレシーズンマッチバルサ戦に90分フル出場し、0−2で試合は負けたが決定的なスルーパスを通すなど良い場面もあったようだ。

ただ後半になると足が止まり以前から言われていたスタミナとパワー不足が出てしまった。

ロッベンリベリーが怪我をしたので、開幕までにアピールするチャンスが増えたのはついている。

一流の選手はテクニックだけでなく90分間そのテクニックを出せるスタミナがある。

逆に言えば宇佐美選手の体力が上がってくればもっと活躍出来るということだし、19歳とまだまだ伸びしろが多いので楽しみだ。

最多優勝

コパ・アメリカ決勝はウルグアイが3−0でパラグアイに勝ち、15度目の優勝で単独最多優勝国になった。

試合はスアレスが先制点を決め、フォルランが駄目押しの2点目、3点目を決めての完勝。

大会4得点のスアレスがMVP。

フォルランは決勝前まで得点がなかったが、決勝で2得点と去年のワールドカップ得点王の力を見せた。

しかも母方の祖父、父親に続いて3代続いてコパ・アメリカ優勝という偉業も達成した。

ブラジルとアルゼンチンが早くに敗退したことから見ても、各国の差は昔より小さくなってきたのが証明された大会だったと思う。

ウルグアイ対パラグアイ

アルゼンチンとブラジルが準々決勝で敗退するという波乱の展開。

勝戦ウルグアイパラグアイという顔合わせになった。

ウルグアイが優勝すると15回目で単独で最多優勝回数になる。

パラグアイはなんとここまで5試合勝利なしで決勝まで上がってきた。

守りの堅さが伝統で、パラグアイらしいといえばそういえる内容。

ウルグアイフォルランスアレスの2トップを、パラグアイが抑えられるかどうかで優勝が決まりそうです。

準々決勝敗退

準々決勝で地元アルゼンチンがウルグアイに負けてしまった。

開催国として優勝が期待されていただけに、ここでの敗退は痛過ぎる。

グループリーグから決定力不足が問題視されていたが、準々決勝でも途中からウルグアイが一人少なくなった状況でも決めきれなかった。

結局PKまでもつれ込んでの敗退。

世界的にバルサのようなパスサッカーを目指すチームが増えていて、アルゼンチン代表もメッシ、マスチェラーノもいて同じ方向性でいったが、バルサが長年かけて築き上げたものを代表という限られた時間しかないチームで再現するというのは無理があったのではないでしょうか。

ベスト8

コパ・アメリカでアルゼンチンに続いてブラジルもなんとか3戦目で初勝利。

パトとネイマールが2点ずつ取りエクアドルに4−2と勝てたが、2度リードしながら2度追いつかれるというあまり良くない内容だった。

これで決勝トーナメントに進む8チームが決定。

準々決勝で一番の注目はなんといってもアルゼンチン対ウルグアイ

去年のワールドカップで4位と結果を残したウルグアイと、メッシを1.5列目に下げて少し機能しはじめたアルゼンチン。

アルゼンチンは地元の利を生かせるかどうかですね。

2戦連続引き分け

コパ・アメリカでアルゼンチンに続いて、ブラジルも2戦連続引き分けと苦しい状況。

まさか優勝候補のこの2国が苦戦するなど、大会前に誰も思わなかったでしょう。

しかも去年のワールドカップで4位になったウルグアイまで2戦連続引き分け。

これで3国とも3戦目に勝たなければ、決勝トーナメントに進めない可能性が大きくなる。

やはり海外リーグでやっている選手が多くいるチームほど、まとまるのが難しいということでしょうか。

トルコ・リーグ

イタリアのセリエA、韓国のKリーグに続いて今度はトルコ・リーグで八百長問題が出てきた。

既に数十人が拘留されていて、その中にはフェネルバフチェの会長も入っているらしい。

フェネルバフチェガラタサライベシクタシュと並んでトルコのビッグ3といわれる名門クラブで、ジーコが監督をしたこともあった。

昨シーズンもリーグ優勝していて、チャンピオンズリーグも予選の3回戦から出場することになっている。

ファンや真面目にやっている選手達が可哀想で、こういうことがあるとリーグが衰退しその国のサッカー自体弱くなるかもしれない。